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臨床工学技士blog

臨床工学技士である管理者が、知識の整理も兼ねてですが、主に臨床工学に関する情報をアップしていきたいと思っています。

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アラーム対処



アラーム対処の心構えを人工呼吸器を例に挙げて述べたいと思います

まず人工呼吸器の設定に関して、アラーム設定までしっかり考えて設定していますか?

アラーム設定が不適切であった為に、患者さんに何らかの障害が残ってしまった場合、管理している我々にも障害が残ってしまいます(表現は不適切かもしれませんが)

自分自身を守る為にもアラーム設定はしっかりしましょう

さて、では本題に入りましょうか

ピピピッピピッ...ピピピッピピッ

人工呼吸器からアラームが鳴っています

まずは何のアラームが鳴っているのか?内容を確認しますよね

気道内圧上限」となっています(実際よく経験しますよね)

ずっとアラームを鳴らしておくと他の装置のアラーム等を聞き逃す可能性があるので消音します

ここからが重要!!

皆さんどうしますか?

気道内圧上限⇒分泌物で気道が閉塞⇒吸痰

ではいけませんよね

何が言いたいかと言うと

「A」というアラームが鳴っている⇒原因は「B」である

とは言い切れないということです

もう少し言えば

Aというアラームが鳴っている⇒原因は「B」かな?「C」かも?いや「D」か?
もしかしたら「B」と「C」が同時に起こっているかもしれない


と考える必要があります

要するに「A」というアラームが鳴る原因を自分自身の中にいくつか持っておき、状況に応じて可能性の高いものから一つ一つつぶしていく事が重要と考えます

例えば気道内圧上限で考えられる事は...


・挿管チューブの閉塞、屈曲
・不十分な鎮静
・気管チューブや分泌物による刺激等によるバッキング
・不十分な気道分泌物管理
・片肺挿管
・喘息発作時の気道抵抗上昇
・肺コンプライアンス低下
・呼吸回路の一部がベット柵に挟まる、折れ曲がる
・吸気フィルタの目詰まり
・不適切な加温加湿による気道分泌物の固着
・人工鼻が分泌物等で閉塞etc...


いろいろ考えられますよね

この考え方は他の機器にも応用が効きますので参考までに...

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  1. 2011/11/22(火) 23:04:41|
  2. 人工呼吸療法
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