FC2ブログ

臨床工学技士blog

臨床工学技士である管理者が、知識の整理も兼ねてですが、主に臨床工学に関する情報をアップしていきたいと思っています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

S-ICD


S-ICDシステムについて

S-ICDシステムは完全な皮下植え込み型であり、“心臓内にリードを留置する必要がない”という点で、独自のものです。 S-ICDシステムは本質的に、経静脈リードと関連する主要なリスクを排除します。S-ICDシステムは心室性不整脈が原因の高い加速性・無秩序性を持つ心調律で、突発性心停止をもたらす危険のあるものを検知します。異常な不整脈が検知された場合、S-ICDシステムは80ジュールのショックを与えて心臓の正常な調律を回復させます。これらの無秩序心調律は放置すれば、多くの場合、致命的となります。


http://www.cameronhealth.com/

<利点>
①血管の中にLeadが残らない
②心臓の中にLeadがないので常に心拍動にさらされる事がなく故にLead断線も少ない

<欠点>
①常時のBrady Pacing機能がない(post ShockのBack up Pacing機能はあるがかなりの痛みを伴う...)
②植込み時は内科のみでいいのか...外科のSupportが必要ではないのか?

Pacing適応のないICD適応患者(Brugada症候群、特発性心室細動)の90%以上は今後Lead less ICD systemに移行していく事だろう

DFT試験⇒MAX80Jの出力が可能で、65Jで89.5%が除細動に成功した
従来のICD(10J Marginで90.8%)とあまり大差ない結果である

平均217日のfollow-up期間において、T-wave over sensingは認められた症例があったものの特に大きな合併症は発生していない
スポンサーサイト
  1. 2012/11/18(日) 23:19:19|
  2. 技士会・学会・セミナー・勉強会
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

第22回日本臨床工学会


GWが終わってしまいました

また今日から気持ちを引き締めて頑張っていきたいと思います

さて、今週末は第22回日本臨床工学会が富山県で開催されますね

私自身も、2年振りの日臨工参加となります

当院では“各領域でSpecialistを育成する方針”をとっておりますので、各々の領域、例えば体外循環や血液浄化、人工呼吸療法や植込みデバイス等に特化した学会に比べると、どうしても日臨工は面白さに欠ける部分が歪めないというのが過去数回参加させて頂いた私の個人的な感想です

ですので、遠方からせっかく参加するのであれば聴講するだけではなく、是非とも演題発表して頂きたいと思っています。日臨工であれば演題発表するネタもいくらかあると思いますしね。
  1. 2012/05/07(月) 18:26:38|
  2. 技士会・学会・セミナー・勉強会
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

KCJL2012


今日はコメディカル招待状を頂いたのでKCJL2012に参加してきました

午前中はCo-medical Sessionを聴講したのですが、マニアックな内容だったのでとても勉強になりました

基礎的な内容も重要だと思いますが、毎回基礎的なSessionばかり聴講していても進歩はないので“自分のレベルに合わせて聴講するSessionを選択する事”は必要かなと個人的に思ってます

また、参加型のHands-on Sessionがいくつかありますが、擬似血管モデルやVirtual Simulatorを用いてGuide Wire挿入からstent留置までのPCIの一連の手技を体験できるPCI Hands-on Sessionは面白いですし非常に勉強になると思います

あと、毎回人気はあるそうですが“冠動脈模型作成”はあまりお勧めしません(あくまで私の個人的な意見ですので...)

インストラクターは放射線技師の皆さんです
個人的な意見ですが、模型を作成する時間があればもっと応用的な内容のSessionに参加した方が為になると思います

話は変わりますが、今日は第4回ペースメーカ関連検定試験の合格発表でした

http://www.ja-ces.or.jp/academy/index.html

合格率は22%とやや狭き門でしたが、無事に合格する事が出来ました

そこそこ自信はあったので一安心です

但し単位取得の兼ね合いで、ペースメーカ関連専門臨床工学技士認定の為の指定講習会受講は来年度になりそうです

明日もKCJL2012に参加しますので何か一つでも新しい知識を得たいと思います
  1. 2012/04/20(金) 22:22:11|
  2. 技士会・学会・セミナー・勉強会
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

第12回PMF研究会、KCJL2012



今日から4月ですね

新人歓迎会や送別会等いろいろ重なる時期ではありますが、体調だけはしっかり管理していきたいと思います

さて、今月はKCJL2012第12回PMF研究会が開催されます

KCJLは最終日のみ参加になりますが、何か1つでも新しい知識を得て臨床に活かせればと思っています
  1. 2012/04/01(日) 09:08:31|
  2. 技士会・学会・セミナー・勉強会
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

PaCO2=65mmHg


とある人工呼吸セミナーでの一コマ
ザックリいきますので細かい部分は気にしないで下さい
人工呼吸管理中のとある患者さんのBGA date


PH 7.36
HCO3- 34
PaCO2 65


PH7.36は正常範囲ギリギリ
酸であるCO2が高値を示しているのが
代謝性代償でHCO3-が高値となっておりPHは正常範囲に維持されている
この場合はPaCO2を正常範囲にもっていくのではなくある程度高値でcontrolする


PH 7.20
HCO3- 28
PaCO2 65


PH7.20はAcidosis
酸であるCO2が高値を示しているので呼吸性Acidosis
この場合は分時換気量を上げてPaCO2を下げる

さて、次は...


PH 7.48
HCO3- 45
PaCO2 65


PaCO2は高値を示していますね

皆さんだったらどうしますか?

一回換気量もしくは呼吸回数を上げてPaCO2を下げますか?

この場合は代謝性Alkalosisの呼吸性代償なのでPaCO2が高値を示していても様子を見るべきです

PaCO2だけに注目して分時換気量を稼ごうとするとPH7.5↑となり危険な状態を招きかねません

PaCO2が同じ65mmHgであってもいろいろ考えないといけませんね

まとめると


重要なのはPHであって我々はPH7.4のホメオスタシスを維持する為のPaCO2を呼吸でcontrolしている


と言えます

必ずしもPaCO2は正常範囲にもっていく必要性はないという事ですね







  1. 2011/11/23(水) 08:50:44|
  2. 技士会・学会・セミナー・勉強会
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。